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多文化共生フォーラムを開催しました(H24.2.19)

 丹波市で、さまざまな文化を持つひとたちがともに暮らしていくための、理解と交流の機会として、「多文化共生フォーラム」を開催しました。
 会場は、丹波市柏原町の丹波の森公苑です。


 はじめに、市内の小学校に留学生としてやってきた経験のある、東京在住でモンゴル出身のオトゴンバヤル・オンドラフさんを講師に迎え、”モンゴル人から見た日本”と題してお話をいただきました。モンゴルと日本が共生していくための今後の展開を、モンゴル人としての経験からお話されました。

 
オトゴンバヤル・オンドラフさんの講演

 つぎに、柏原高校のインターアクト部から、市内在住外国人への聞き取り調査の研究発表がありました。柏原高校のインターアクト部は、日本語教室に日頃からボランティアとしてかかわっておられます。活動の中から、多文化共生に向けた取り組みのひとつとして、今回のアンケート調査を実施されました。

 そして、小グループにわかれて参加者みんなで意見交換です。
 食事や住まい、くらしかたといった身近なことや、日本に来て困っていることなど、それぞれのテーマで思っていることを話し合いました。最初は固かったグループもありましたが、時間が経つにつれお話がはずみ、予定の時間をオーバーしそうなほど、活発な意見の交換ができました。


 さいごに、全体で意見交換の成果を共有。テーブルにはお茶や各国のお菓子が並び、そのまま和気あいあいと交流会へとすすみました。
 交流会では、初めてどうしの人が笑顔で交流。
 新しい友達ができました、またこんな機会をぜひ、という声もきかれ、フォーラムは幕を閉じました。


 ご来場のみなさま、ご協力いただきましたみなさま、まことにありがとうございました。


新しい交流が生まれました


モンゴルとの交流事業(H23.9〜11)

 長年続いている、モンゴルとの交流事業。毎年、2名の留学生を受け入れています。留学生たちは、日本の二学期が始まってから3か月の間、ホームステイしながら小学校に通います。
 今年は、ムンフザヤ・アリュンザヤ(ニックネーム:アリウカ)さんとトゥシンビルグ(ニックネーム:トゥシー)くんの2人が9月から市内の家庭でホームステイし、東小学校での留学生活を体験しました。

 また、丹波市内の他の小学校とも、「ふれあい授業」と題し、交流の機会をもっています。

 11月15日、市島の吉見小学校にて「ふれあい授業」を実施しました。 朝一番の朝礼で全校生徒に紹介してもらった後、5年生と一日交流をおこないました。
 その日は、算数や国語、音楽など、クラスメイトのひとりとなっていっしょに授業を受けました。もちろん、すべて日本語です。
 また、「総合」の時間には、丹波竜の発見をテーマにした絵本「丹波竜のおくりもの」をもとにした紙芝居を、モンゴル語と日本語で披露しました。5年生のみなさんは興味しんしんで聞いていました。

 留学生の二人は、11月の末に3ヶ月間の留学生活を終え、無事モンゴルへと帰って行きました。これからも、息の長い交流を継続していきたいものです。

 ご協力いただきました皆様方には、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 

食と文化の交流ブース出展(H23.10.30)

 丹波市柏原町にある、丹波の森公苑で行われた「丹波の森フェスティバル」にて、食と文化の交流ブース「国際交流・食べ比べ」を出展しました。
今年は、ベトナムのお好み焼き「バインセオ」を提供しました。日本のお好み焼きとハーフ&ハーフにし、味の違いを食べ比べてもらいました。
バインセオの生地は、ココナッツミルクとターメリックが入っている独特のあじわい。つけて食べるタレには、ベトナムの魚醤「ニョクマム」をつかったタレと、日本の味噌を使ったタレの二種類を用意しました。来場者のみなさんには大変好評で、たくさんの人に体験していただくことができました。
また、普段の活動を紹介するパネルを用意し、展示しました。活動紹介や交流活動イベントなど、今後も継続して実施していきたいと思っています。みなさまどうぞお気軽にご参加くださいね!

 
たくさんの来場者でした。ありがとうございました

アメリカ、ケント市・オーバン市より両市長来丹(H23.10.7)

 かねてから丹波市と友好交流を続けている、アメリカのケント市・オーバン市から、両市長率いる訪問団が丹波市を訪れました。
丹波市内の各地を視察したり、商工関係の交流についての会議を行ったりするなど、今後の交流について、さまざまな意見が活発に交わされました。
また、これからのより深い交流をめざし、姉妹都市提携の協定に向けての覚書調印式を実施。オーバン市のPeter B. Lewis(ルイス)市長、オーバン市のSuzette Cooke(クック)市長、丹波市の辻市長、ケント市姉妹都市協会のDave Mortenson(モートンソン)会長、オーバン市姉妹都市協会のLinda Elliott(エリオット)副会長、丹波市国際交流協会の足立会長の6者が調印し、よりよい友好関係の構築を誓い合いました。
その後行われた歓迎レセプションも、終始和やかなムードで、交流親善が深まりました。


これからの友好関係に向けて新たなスタートです

たくさんのエコキャップが寄せられています

丹波市国際交流協会が取り組んでいるエコキャップ運動にたくさんのご協力をいただいています。自治会や、学校単位で取り組んでおられるところも多く、運動の広がりを感じています。

崇広小学校ボランティア委員会さんからは190kg、春日中学校さんからは470kgのエコキャップを持ち込んでいただきました。学校内のみならず、地域にも呼びかけて集められたそうです。

ここではほんの一例しかご紹介できませんが、その他にもたくさんの学校や団体、個人の方にご協力いただいております。ご協力、ありがとうございました!

 
崇広小学校ボランティア委員会のみなさん

エコキャップ搬入しました(H23.8.27)

平成22年9月1日〜平成23年8月26日の期間に、みなさまより寄せられましたエコキャップを、回収協力団体へ搬入しました。ご協力、ありがとうございます。
搬入先は、横浜で活動されている、「ペットボトルキャップ収集ボランティアグループ"MATE"」さんです。


今回搬入分

  • 重   量 :   2,180kg
  • 個   数 :  872,000個
  • ポリオワクチン換算 : 1,090人分

お寄せいただいたキャップの収益は、世界の子どもたちにワクチン等を贈るために使われます。
また、キャップのリサイクルを行う工場では、キャップをリサイクルし、さまざまな製品に再利用しています。


■ デザイン事務所「ハテナバコ」


「若き親善大使」ケント市・オーバン市との交流事業実施

例年実施している、アメリカのケント市・オーバン市との交流事業が、今年も無事に開催されました。これは、丹波市と、友好関係にあるアメリカのケント市・オーバン市がそれぞれお高校生を交換ホームステイステイし、お互いの文化への理解を深めるとともに、友好親善を深めるものです。

丹波市からは、7名の中学生・高校生がアメリカを訪れ、アメリカからは4名の高校生が丹波へやってきました。
彼らは、それぞれに受け入れ家庭でホームステイを体験。慣れない英語や日本語に苦労しながら、普段できない体験に目を輝かせていました。



両市の市長を表敬訪問しました(アメリカにて)




丹波へやってきたアメリカの学生とのお別れパーティー

モンゴル訪問団帰国(2011.7.29)

丹波市氷上東地区国際交流協会が長年交流を行っている、モンゴルの93小学校。本年も、日本からの訪問団がウランバートルを訪れました。モンゴリアンブルーの空の下、爽やかな夏の風が吹いていました。

関係者や、これまで日本へホームステイに来てくれた卒業生などから手厚い歓迎を受け、93小学校や、自然史博物館などを訪れました。
関西国際空港に降り立った訪問団の顔は、それぞれがさわやかに満ち足りた表情でした。


モンゴル・ウランバートルの93小学校からは、今年も秋に2名の小学生が3カ月のホームステイにやってくる予定です。



トライやる・ウィークで中学生が就業体験にやってきました(2011.6.6〜6.8)

兵庫県が、県内の公立中学校の2年生を対象に実施している、地域での就業体験「トライやる・ウィーク」事業で、今年は2名の中学生が国際交流協会にやってきました。
「国際交流ひろば」の模様替え、エコキャップの整理、日本語教室への体験参加など、ふだんの国際交流協会の事業の一端を体験してもらいました。そのなかでも、「国際交流ひろば」のリニューアルには大変力を発揮してくれました。
今後の事業にも参加したいと言ってくれ、国際交流に興味を持ってくれたことを、大変うれしく思います。ありがとうございました。


「国際交流ひろば」少しリニューアルしました

これまで会議等に使用していた、事務所横の「国際交流ひろば」ですが、机などの配置を変え、使用していただきやすくしました。
インターネットのできるパソコンや、ミーティングテーブル等を設置しています。さまざまなことにご利用くださいね!
くわしくはこちらから⇒「国際交流ひろば」のページへ

2011年度総会&交流のつどい(2011.5.22)

平成23年度の総会が開催され、平成22年度事業報告・決算、平成23年度事業計画・予算等がそれぞれ承認されました。
午後は、会場をポップアップホール2階に移して「交流のつどい」が開かれました。
今回は初の試みとして、柏原ロータリークラブ国際奉仕委員会と合同で開催し、ロータリークラブ・交流協会両会員70名とともに在住外国人40名が参加、合唱や紙飛行機大会などの交流ゲームでおおいに盛り上がりました。
会場から好評をいただき、来年度も同様の企画を考えていますので、多数の参加をお待ち申しあげております。


 

丹波市国際交流事業 短期交換ホームステイ募集!(募集終了しています)

丹波市の『若き親善大使』として、アメリカのケント市&オーバン市を訪れてみませんか?

 丹波市では、友好都市であるアメリカ合衆国ワシントン州ケント市・オーバン市に交換短期ホームステイをする丹波市内在住の中学生・高校生を募集いたします。今年で12回目を数え、現地では大歓迎を受け、普通の海外旅行ではできない素晴らしい体験ができます。アメリカの生活や本場の英語に触れ、国際理解に通じる異文化体験をするチャンスです。ふるってご応募ください!




《 募 集 要 領 》

1.ホームステイ先
 アメリカ合衆国ワシントン州 ケント市・オーバン市 (シアトルから20分程度)

2.派 遣 期 間
 平成23年7月23日(土) 〜 8月1日(月)

 (諸事情により若干の日程変更になる場合があります)

3.応 募 条 件
 丹波市在住の中学3年生、丹波市在住の高校1年生・2年生  10名程度

4.応 募 条 件 
 ●英会話などの事前研修(5回程度を予定)と、報告会に参加できること

  ●アメリカからの交換生徒の受け入れと、それに伴う事業に参加できること

 (ただし、諸般の事情で受け入れが困難な場合でも応募は可能ですが、
  選考順位は下がります)

 

5.費 用 
 訪米費用は概算で22万円前後(交通費実費のみ)

 現地での滞在費は不要ですが、個人的費用(パスポート取得、旅行傷害保険、

 アメリカの生徒受け入れとその事業の参加費用は別途必要です)

 

6.応 募 方 法
 申込書に必要事項を記載の上、丹波市国際交流協会事務局まで。

 後日、面接を行います。面接課題については、申し込み時にご説明します。

 

7.説明会の開催
 平成23年5月14日(土) 19:00〜 丹波市国際交流協会にて

 参加を迷っていらっしゃる生徒さん、保護者の皆様のご参加をお待ちしています!


8.応募締切
 平成23年5月16日(月) 必着です。