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もちつきと凧絵つけ体験(2015.12.20)

 
 

年末年始を前に、柏原町の丹波の森公苑で、市内在住外国人のみなさんと当協会の会員を対象とした「もちつきと凧絵つけ体験」を開催しました。
雲ひとつない快晴のもと、「杵」と「臼」を使って、昔ながらの餅つきを体験しました。

蒸しあがったお米から上がる湯気にあたりながら、順番に餅つきを体験します。
初めて餅つきをする人は、予想以上の杵の重さに驚いた表情を見せながらも、いっしょうけんめいに杵を振りおろしていました。

おいしく餅を楽しんだ後は、お正月遊びで楽しみました。
「凧」に、筆文字やクレヨンで思い思いの絵や字を書き、願いを込めて青空高くあげました。
少し風があったため、風に乗って色とりどりの凧が青空に舞う光景が広がりました。

また、「こままわし」や「羽子板」「福笑い」などといったお正月遊びも用意。
遊びを通して、世代や国を越えた交流の場面が見られました。

ご参加の皆様、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

多文化共生講演会「笑いは国境を越える 〜全ての世界をひとつに〜」(2015.11.22)

 
 

氷上町のポップアップホールで、今年も多文化共生講演会を開催しました。
多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。

中国やアメリカなど、世界で活躍するピアノエンターテナー ヤマネコさんのピアノで幕をあけた今回の講演会。
耳馴染みのある「ラジオ体操」の曲をJAZZ風編曲で演奏していただきました。

続いての日本語スピーチでは、中国出身の万 泉さん、ベトナム出身のブイ ティ トゥ フウエンさん、アメリカ出身のハワード トバチニクさんの3人がステージ上でスピーチを披露。
日本で生活する中で感じた、仕事のことや暮らしのこと、日本語のことなどを発表しました。
最初は緊張した様子でしたが、話し始めるとエンジンがかかり、それぞれの視点から聴衆に語りかけておられました。
客席からは、流暢な日本語におどろきの声や、また自分も外国語学習への刺激をもらったという声が聞かれました。
今回、初めての取り組みとして実施したこのスピーチ大会。今後も、取り組んでいきたいと考えています。

そして、講演会の講師には、イギリス出身の女性落語家 ダイアン吉日さんをお迎えしました。
英語で新作落語を披露された後、写真を交えながら、各国を訪問した話や、ご自身がイギリス出身の落語家として取り組んでいく中での想いなどをお話いただきました。
あでやかな着物姿で登場されたダイアンさん。どうして日本人はこんな良いものがあるのに、普段から着ないのか不思議、と語っておられました。
また、「笑いヨガ」のインストラクターとしても活躍されているため、今回も「笑いヨガ」を指導していただきました。
笑うことは大切、笑うことで活力が出る!何も楽しいことがなくっても、顔の表情が笑っていれば脳も楽しいんだと思うようになるそうです。
ダイアンさんのリードと楽しいリズムに合わせて、会場は、大きな笑い声に包まれました。

オープニングのピアノから、日本語スピーチ、ダイアンさんの落語など、多文化の出会いと融合の感じられる一日となりました。
ご出演いただいた皆様、ご来場の皆様、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

第2回「お料理教室」実施(2015.9.6)


6月に引き続き、市内に住む外国にルーツを持つ皆さんを対象にお料理教室を開催しました。
今回のメニューは、いなりずし・ささみの梅しそ焼きといった、日本の家庭料理です。

講師には、丹波市氷上町で「農家民宿おかだ」を営んでおられる岡田かよ子さんをお招きしました。
各テーブルを回って、丁寧に指導していただきました。

講師さんの説明のあとで、調理にとりかかります。
スタッフも一緒になって、わいわい日本語でおしゃべりをしながら取り組みました。
いなりずしのごはんを三角に握るのが難しい参加者もありましたが、アドバイスを受け、練習しながらなんとか完成させていました。
完成したら、全員でおいしく試食です。
参加の皆さんからは、「とても美味しくできた」「やさしい味がします」「また家でも作ってみます」など、嬉しい声が聞かれました。

片付けのあとは、コーヒーでお茶の時間へ。
暮らしの情報交換や、次にやってみたいことなど、和やかな雰囲気でゆっくりと交流できた一日になりました。
講師の岡田さん、参加された皆さん、誠にありがとうございました。

丹波市内中高生「若き親善大使」アメリカへ向け出発(2015.8.7)

 

アメリカ ワシントン州のケント市・オーバン市に向け、丹波市内の中学生・高校生と引率者10名が出発しました。
また、事前の壮行会では、現地で披露する丹波市についてのプレゼンテーションも行いました。
今回の渡航に向けて学習と準備を重ねてきたプレゼンテーションを、全員が英語で堂々と行っていました。

親善大使のみなさんは、現地時間8月8日13:00ごろにアメリカに到着予定です。
7月に来丹していたアメリカ側の親善大使のみなさんと再会し、ホームステイをしながら、8月17日までのプログラムに参加します。

「若き親善大使」柏原高校との交流会(2015.7.31)

 

アメリカ ワシントン州のケント市・オーバン市から来日している「若き親善大使」のみなさんと、柏原高校との交流会を行いました。
歓迎セレモニーで自己紹介や意見交換のあと、生徒のみなさんと一緒に剣道や茶道、書道などの活動を通じて交流。
最初は緊張したようすでしたが、英語でやりとりをしながら、お作法や、筆の使い方など、和気あいあいと交流が深まったようでした。

柏原高校のみなさん、ありがとうございました。

アメリカ ケント市・オーバン市から「若き親善大使」来日(2015.7.23〜)

長年、交流を続けている、アメリカ ワシントン州 ケント市・オーバン市から、「若き親善大使」6名が丹波市を訪れています。
23日に来日し、ホストファミリーとの対面。
そして24日には、丹波市長を表敬訪問しました。
訪問団のみなさんは、それぞれ自己紹介をし、これからの滞在に期待をふくらませていました。

8月1日まで、ホームステイをしながら滞在予定です。
また、8月7日からは、丹波市の中学生・高校生ら10名が、同じく「若き親善大使」としてアメリカを訪れます。

「お料理教室」の実施(2015.6.28)

 

春日住民センターで、市内に住む外国にルーツを持つ皆さんを対象にお料理教室を開催しました。 シフォンケーキと、型抜きクッキーに挑戦しました。
講師は、日本語教室「こんにちは」のIさん。そして、フィリピン出身のSさんが助手として参加。手際良く進めていただきました。
日本語があまりわからない参加者もありましたが、真剣に説明に聞き入って、お互いに相談しながら取り組みました。

大人がチャレンジしたシフォンケーキをオーブンに入れた後は、子どもたちが主役となってクッキー作りです。
色々な型を使って思い思いにくりぬき、オーブンへ。
焼きあがりを待ち切れず、オーブンをしょっちゅうのぞく姿も…
子どもたちは、焼きあがったクッキーをさっそく試食し、おいしい!と大喜びでした。
ケーキ、クッキーともに上手に焼きあがり、また、普段はあまり話をすることのなかった他国出身の方との交流が生まれるなど、笑顔あふれるお料理教室となりました。

「草の根国際功労賞」受賞(2015.6.5)

 

このたび、長年の国際交流活動に対し、ひょうご国際交流団体連絡協議会から標記の賞が贈られました。
受賞したのは、丹波市国際交流協会のケント・オーバン部会です。
アメリカ ワシントン州のケント市・オーバン市と、毎年「若き親善大使」事業を継続実施していることを称えたものです。

この事業は、中学生・高校生の若き親善大使の皆さんが、夏休みを利用してお互いに交換ホームステイをするものです。
今年度で16回目となり、丹波市からの派遣学生は135名を数えます。
今年も、丹波から7名、アメリカから5名の若者がこの事業に参加することが決まっています。
若いころに、異文化の生活を身をもって知ることは、人生の中で貴重な体験となることと思います。
地域の皆様や、保護者の皆様のご協力で継続している事業です。心より感謝申し上げます。

平成27年度定例総会 および 交流のつどい(2015.5.24)

 
   

平成27年度定例総会および交流のつどいを実施しました。

総会では、昨年の事業報告および本年度の事業計画について会員の皆様に慎重にご審議いただき、承認されました。
この計画にもとづき、今年度も事業を進めてまいります。

午後からは、「交流のつどい」を開催。
柏原ロータリークラブとの共同開催で、丹波市内在住の外国にルーツを持つ市民や協会の会員が集まり、交流しました。
運営には、丹波市内各高校のインターアクトクラブの皆さんにもご協力いただきました。

手作りのケーキなどが乗ったテーブルを囲んで和やかな歓談に始まり、その後、交流プログラムとして、質問シートを使ったインタビューゲームを実施しました。
これは、好きな色や、朝食のメニュー、誕生日などといった簡単な質問をきっかけに、お互いに話をするゲームです。
同じテーブルの人のみならず、会場全体を歩きながらインタビューをしあい、初対面の人とも日本語で交流し、会場は笑顔と熱気に包まれました。

そして、ゲスト演奏はピアノエンターテナー ヤマネコさん。
ヤマネコさんは、大阪在住のアーティストで、エレクトーンの大会で世界4位に輝かれ、中国や台湾でも大活躍のピアニストです。
ステージでは、中国語も交えながら、トークと演奏を披露いただきました。
楽しいトークと素敵な演奏に、会場は大盛り上がり!一緒に「スキヤキソング/上を向いてあるこう」を合唱しました。
HPはこちら ⇒ピアノエンターテナー ヤマネコ

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会場では、ネパール災害への義援金募金も実施しました。
みなさまより、13,251円のご支援をおよせいただきました。
この募金については、事務局から災害復興活動団体に寄付いたします。

ご協力、誠にありがとうございました。

※追記
6月1日付で、
日本赤十字社へ寄付いたしました。